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2021年3月9日

 

熊本発のおんぶ紐「granmocco」(グランモッコ)さん
おんぶ紐を使っている方々に向けて

オンライン「ヨガとNVC(非暴力コミュニケーション)」を
交えたクラスを担当しています。

去年の秋頃からスタートし11回目を終え現在も進行中。


おんぶ紐を使っている方がメインなので
妊婦さんや一人目の赤ちゃんや二人目・三人目の赤ちゃんがいるお母さんと
都度オンライン上でご一緒しています。


赤ちゃんを抱っこしたまま、授乳したまま、座ったままでできるヨガや操体法を行い
ラクに呼吸しやすい状態に「戻す」ことを大切にしながら進めています。

どうしても、産後〜1年半は
お母さんの気持ちがいっぱいいっぱいになってしまうことが多く
(特に初産の時)

赤ちゃんがいることで幸せに浸りつつも
自分自身の無力さ、孤独感、弱さ、痛みが生じやすい時期でもあり
気持ちの振れ幅が広い時期。

 
これはわたし自身の経験も含めていえることなのですが、

自分の無力さに相手から手を差し伸べてもらったり
相手の無力さに自分が手を差し伸べても、


そのまま受け取れなかったり、受け取ってもらえなかったりすることもあるように思います。

こちらが差し伸べた手が、相手が欲するものと違うことがあるので
当たり前と言ってしまえばそうなのでしょうが、、
こういった場合、手を差し伸べた側は
傷ついたりショックを受けたりといった「嘆き」が生じやすいです。


勉強や仕事のように「頑張ればなんとか報われる可能性が高いもの」とは違って人と人との関係性の構築はなかなかに奥深さを伴うもので。

NVC非暴力コミュニケーションを扱う場では
このように心の奥に積み重なった
これまで差し伸べた手や欲した手がスムーズに相手とやりとり出来なかったことを
「言葉に変換して話す行為」をすることで心にスペースを生み出すことがあります。

綺麗事でなく、自分の心の中の醜さ・無力さ・欠落した部分をさらけ出すことは
やはり勇気のいることで、初めて逢う人に見せるのはハードルが高いことかもしれません。

ですが、このオンラインクラスでは「産後である」という共通点があるからでしょうか、、
最も弱く繊細な部分を見せることで
その場にいる方の心を震わせ共鳴しているように思えてなりません。

 

わたし個人の考えに過ぎませんが
相手への無力さや孤独感・弱さ・醜さといったものを見つめること、手を差し伸べることは
相手を愛することへと昇華されていくようにも思うのです。


何気ない一つの言動や佇まいが自分で意味のあるものへと拾い上げ変容させること。
そういったものが「愛すること」でもあり
何も言わずとも「愛のあるコミュニケーション」へと繋がっていくように思うのです。

わたしは「愛する」ということはこういうことではないかと捉えてます。

 

とーーっても地味ですよね笑